3DCGモデリング基礎 概要(第11講)



    星空を作る


    巨大な球を作り、その内側に星空のテクスチャーを貼り付けます。
    それを球の中心にセットしたカメラから撮影します。
    object { Sphere
       scale 1000
       texture { 星空の名前 }
       inverse ・・・・・・・内側を指定
       }

    星空のテクスチャー
    インクルードファイル stars.inc を使います。
    Starfield1 〜 Starfield6 (星空の名前)


    霧の設定


    霧は fog { } を使って指定します。

     fog { fog_type 霧のタイプ distance 霧の深さ color 霧の色 }

    霧のタイプ 1:均一な霧  2:地面に近い方が濃い霧
    霧の深さ: カメラとの距離を表す数値。大きいほど霧は薄くなる。
    霧の色:  colors.inc から指定

    カメラの設定


    カメラの設定は camera { } で指定します。

    camera { location <カメラの位置>
         look_at <カメラで狙う位置>
         angle 撮影する範囲
        }

    レンズを変えることで画像に変化を加えることができます。

    用意されているレンズ
    fisheye, orthographic, omnimax, ultra_wide_angle, paranomic,
    cylinder1 〜 cylinder4




    
今日の課題

    「星空を背景とした物体のある、または霧の設定を行った風景」のシーン
    ファイルを作成し、レンダリングを実行して、完成したシーンファイルと
    画像ファイルを指定の場所へ転送せよ。


    今日の課題 優秀作品(全て学生の作品)

    

    

    

    

    

Last Update 2023.06.09