3DCGモデリング基礎 概要(第12講)



    立体の生成


    物体どうしを組み合わせて新しい形を作る

    CSG( Constructive Solid Geometry )表現
    unioin(結合),merge(併合),difference(差),intersection(交差),
    inverse(反転)の5種類が用意されています。

    unioin:結合
    union { 物体1 物体2 ・・・ }
    指定された物体の重なるところを結合する。
    

    intersection:交差
    intersection { 物体1 物体2 ・・・ }
    指定された物体の「重なる部分だけ」を取り出す。
    

    difference:差
    difference { 元の物体1 くりぬく物体2 ・・・ }
    元の物体1から2番目以降の物体の重なる部分をくりぬく。
    

    merge:併合
    merge { 物体1 物体2 ・・・ }
    指定された物体の重なるところを結合し、さらに重なった部分の内
    側の面を取り除く。
    
    union では、ガラスのような内部が透けて見える物体の場合、重なった部分
    にも元の面が残ってしまう。
    透明な物体の場合・・・・・・merge
    中身のつまった物体の場合・・union
    と使い分けると良いでしょう。





    
今日の課題

    「物体どうしを組み合わせて作成した物体のある風景」を表現した
    シーンファイルを作成し、レンダリングを実行して、完成したシーンファイ
    ルと画像ファイルを指定の場所へ転送せよ。




    今日の課題 優秀作品(全て学生の作品)

    

    

Last Update 2023.06.13