3DCGアニメーション基礎・同演習 概要(第8講)



    3DCGのアニメーションの作成(5)


    POV−Rayでの動きの指定(振動)

    POV−Rayで物体を振動させる方法を見てみましょう。
    まず、シーンファイルの中でclockを使って移動を指定します。
    具体的にはobjectの中で、振動させたい物体に対して動きを指定します。
    例
    object{
      Sphere
      texture{ T_Stone13 }
      translate 2*sin(4*pi*clock)*y
    }


    translate を使って、振動の振れ幅と方向を指定します。
    translate (y軸方向の振れ幅)sin(4*pi*clock)*y
    上記はy軸方向に振動する場合ですが、他に
    ・x軸方向に振動する場合
    translate (x軸方向の振れ幅)*sin(4*pi*clock)*x
    ・z軸方向に振動する場合
    translate (z軸方向の振れ幅)*sin(4*pi*clock)*z



    
今日の課題

    「振動する」物体のあるアニメーションを作成し、レンダリング後ムービー
    ファイルを作成せよ。完成したシーンファイルとムービーファイルを指定の
    場所へ転送せよ。


    今日の課題 優秀作品(全て学生の作品


    作品01(aviファイル)


    作品02(aviファイル)


    作品03(aviファイル)


    作品04(aviファイル)


    作品05(aviファイル)


    作品06(aviファイル)


    作品07(aviファイル)




Last Update 2019.11.11